バイクのオバーホールを考えているけどフロントフォークは、オイルの性能によってサスペンション性能が左右されます。そこで、バイク用フロントフォークオイルの選び方について解説します。
どうもパドシゾです。現在2輪用品店に勤務しています。PITの経験もしているので整備のこともお話しできると思っています。主に用品の販売をしている店員です。よろしくお願いします。お急ぎの方は最後のまとめを見ていただければと思っています。それでは行ってみましょう。
フォークとオイルについて
- フォークオイルとは
- フォークオイルの種類
- フォークオイルの交換時期
【フォークオイルとは】
フロントフォークオイルは、主に粘度と耐摩耗性の2つの性能で選ぶことが大切です。粘度は、バイクの重量や乗り心地に合わせて選びます。一般的に、重量の軽いバイクには粘度が低いオイルを、重量のあるバイクには高い粘度のオイルを使用することが多いです。また、耐摩耗性については、オイルの種類によって異なるため、耐摩耗性に優れたオイルを選ぶことが必要です。
【フォークオイルの種類】
次に、オイルの種類についてです。フロントフォークオイルには、ミネラル系、合成系、エステル系の3つがあります。
ミネラル系は、価格が安く、初期の性能が良いため、初めてフロントフォークオイルを交換する際には適しています。有名なのは純正オイルです。
一方、合成系は高温時の性能が高く、耐摩耗性に優れているため、長期的な使用を考える場合におすすめです。いろんなメーカーが出しています。
エステル系は、合成系に比べてさらに高温時の性能が優れており、ハードな走行条件においても安定した性能を発揮するため、サーキットなどの競技用に向いています。有名なのはモチュールやA.S.H(アッシュ)です。
通常のオイル交換のみで、車両に指定が無ければG10オイルが適合することが多いです。スズキのハヤブサ、ヤマハの車両は指定があるので要注意です。
【フォークオイルの交換時期】
オイルの交換タイミングについてです。フロントフォークオイルは、定期的に交換することが必要です。一般的には、2年または1万kmごとに交換することが推奨されています。また、走行条件によっては、交換タイミングを短くすることも必要になる場合があります。フロントフォークオイルが古くなると、粘度が低下してサスペンション性能が低下するため、定期的な交換が必要です。
車検があるバイクですと、車検毎にフロントフォークのオーバーホールを依頼する方もいらっしゃるくらい重要なオイルです。またサスペンションの会社にオーバーホールをお願いするのもいいです。
【まとめ】
バイク用フロントフォークオイルは、正しい選び方と交換タイミングを守ることで、乗り心地や操縦性の改善につながります。しかし、オイルの選び方や交換方法に不安がある場合は、専門のショップや整備工場に相談しましょう。また、自分で交換する場合は、必ず取扱説明書やメーカーの指示に従い、正しい手順で作業を行いましょう。安全なバイクライフのためにも、正しい知識と技術を身につけることが大切です。
またリアのショックオイルも同じオイルを使用していることが多いですが、構造が複雑の為お店にお願いすることをオススメしています。通常の量販店では自店整備ができないことが多いので、オーバーホールの専門店にお願いすることがあります。
ここまで見ていただきありがとうございます。今後もお役に立てることを書いていきますのでよろしくお願いいたします。また質問等があればTwitterのコメントでも教えてください。DMも解放しているので気が向いたらでいいので見てください。それではまたお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。