ハンドルミラーを付けている人で年式が新しい人は大きさに要注意です。車検があるバイクには初年度登録年数によって設定されている大きさが違います。そしてミラーを見ないと後ろの状況を確認できません。ミラーは必ず装着しましょう。
どうもパドシゾです。現在2輪用品店に勤務しています。PITの経験もしているので整備のこともお話しできると思っています。主に用品の販売をしている店員です。よろしくお願いします。お急ぎの方は最後のまとめを見ていただければと思っています。それでは行ってみましょう。
ミラーの選び方
- 平成19年度基準
- 平成17年度基準
- 保安基準
どの年代で製造を開始され、どの年代で販売されたかがかなり重要です。またこの基準は原動機付自転車でも適応の対象となるので「関係ない」などとは思わない方がいいです。!また警察に呼び止められるリスクも減るので一石二鳥です。
平成19年度基準
現在製造されている新車はすべてこの適応に属します。内容は以下の通りです。
- 鏡面の面積が69㎠以上である
- 円形のミラーは、鏡面の大きさが直径94mm以上150mm以下である
- 円形以外のミラーの場合には、鏡面の大きさが120mm×200mm、または200mm×120mm未満でかつ、直径78mmの円が収まる形状をしている
大きさにかなり厳しい設定をしています。これはあまりに小さいミラーを付けていると後方確認が取れずに危険を察知しにくいのと、車線変更時に目視以外での確認がおろそかになることから大きめのミラーを付けることを義務付けています。
平成17年度基準
先ほどの平成19年度基準に比べて緩いものですが、内容は大きく変わりません。しかしいきなり基準を変えるとメーカーから準備ができない、すでに製造している。ということが考えられます。その為ミラーの大きさ以外での保安基準を定めています。保安基準については以下の通りです。
保安基準
平成17年製造のバイクから車検にて取り扱う上での条件が下記の通りでたくさんあります。
- 「堅ろう」に取り付けられている事
- かじ取り装置(ハンドル)の中心から280mm以上外側に取り付けてある事
- 左右両方にミラーが付いている事
- 運転者が通常の運転位置において調節可能であること
- 歩行者等に接触した場合に、衝撃を緩衝できる構造であり、かつ、歩行者等に傷害を与えるおそれのあるものでないこと
- 車両の左右外側線上50mの交通状況が確認できること
- 鏡面に著しいひずみ、曇り又はひび割れがあるものは適合外とする
いっぱいあって覚えきれないと思うのですが、しっかり左右に固定できていて、純正位置から内側にしておらず、鏡面がきれいだったら大丈夫です。
まとめ
- 鏡面面積69㎠以上必要
- かじ取り装置(ハンドル)の中心から280mm以上外側に取り付け
- 鏡面に著しいひずみ、曇り又はひび割れがあるものは適合外
どのミラーでも位置取りが悪いとそれだけでお巡りさんのご迷惑になるので気を付けましょう。そして安心安全なバイクライフを送ることがいいです。そちらの方がうれしいですし、周りも安心します。
しっかり確認して事故ない楽しい走行をしていきましょう。
ここまで見ていただきありがとうございます。今後もお役に立てることを書いていきますのでよろしくお願いいたします。また質問等があればTwitterのコメントでも教えてください。DMも解放しているので気が向いたらでいいので見てください。それではまたお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。