オートバイ

プロテクターは体を守る優れもの

オートバイに乗るときにプロテクターは付けられていますか?それはあなたの体と安心をもたらしてくれるものですか?バイクは怪我をしやすい乗り物です。半そで・半ズボン・サンダル等で運転していませんか?

どうもパドシゾです。現在2輪用品店に勤務しています。PITの経験もしているので整備のこともお話しできると思っています。主に用品の販売をしている店員です。よろしくお願いします。お急ぎの方は最後のまとめを見ていただければと思っています。それでは行ってみましょう。

プロテクターの場所

  • 背中
  • 肘・膝
  • 腰回り

付けておくべきものはヘルメットが絶対ですが、今まで事故に会ってないから大丈夫という方もいますが、停車中に車がこちらに向かってくることもあります。少しでもけがを軽減できるのなら治療費より安いです。

 

背中

バイクで事故をして転落したときに重要な場所です。車などにはねられると人間の構造上背中をそらして飛ばされます。空中から落下するときに背中が丸くなり強打するのです。そのため背中にはハードタイプのプロテクターをお勧めします。ちなみに死亡率部位第3位です。

転倒したときに肩は突起していることがあるのでかなりの確率で擦りむきと骨折につながるけがを起こします。鋤骨にもダメージが行くので知らないうちに骨折していたという話も聞くので、しっかり守るためにハードタイプのプロテクターをおススメします。

肘・膝

担当するときに真っ先につくところは手の平が多いですが、その後突出している肘や膝を怪我しやすいです。さらにバイクの転倒により挟まれることも少なくありません。なので硬い方がいいと思いきや、あまり硬すぎると抜けなくなる恐れがあります。そこでソフトタイプのプロテクターをオススメします。

腰回り

意外と盲点になりやすいのが腰回りです。実は骨と皮の部分が腰側面に存在しています。こちらを傷つけてしまうと歩くことができなくなることがあります。しかし、あまりぶつからない部分なので忘れがちです。遠出するときにはぜひ付けることをおススメします。回避方法は滑らせて躱すようにした方がいいのでソフトタイプのプロテクターをおススメします。

ジャケット購入時にないものが多い胸部プロテクターですが、実は死亡率部位第2位ととても重要な場所なのです。胸は内臓が詰まっているので必ず守った方がいいです。また、右直事故、左直事故でバイクの高さ的に車のボンネットの淵に当たりやすい位置取りです。なのでここを守らなければ事故で亡くなる確率が急激に上昇してしまいます。必ずハードタイプを付けましょう!

まとめ

  • 背中  →ハードタイプ
  • 肩   →ハードタイプ
  • 肘・膝 →ソフトタイプ
  • 腰回り →ソフトタイプ
  • 胸   →ハードタイプ

簡単にまとめましたが、ハードタイプのプロテクターを装備しているとソフトタイプのプロテクターの上位互換です。なのでサーキットで使用している人はほとんどがハードタイプのプロテクターを使用しています。(ツナギに装備されています。)

しかし、腰回りはプラスチックのハードタイプではなく、シリコンの分厚いものが入っていることが多いです。これは可動域の話になるのですが、やはり分厚いのでハードタイプなみの強度を有しているものが指定です。

もちろん今回は一般道路での使用を目的としているので、膝すりや、サーキット走行を促しているものではありませんが、もし何かあったら守れるのは自分しかいません。なので自分の身は自分で守りませんか?そしてフルプロテクターで崖から転落して亡くなった方を知っているので、プロテクターを付けたから安心と思わず、安全運転で楽しいバイクライフをお過ごしください。

ここまで見ていただきありがとうございます。今後もお役に立てることを書いていきますのでよろしくお願いいたします。そんなこんなで私もいっぱい事故をしたので人のことは強く言えませんが、五体満足がとてもいいと思っています。

ちなみに死亡率部位第1位は頭です。ヘルメットを正しく付けましょう。それはまた別の機会しますのでお楽しみを、それではまたお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。