バイクも車も手間がかかる。しかし手間をかけないと寿命が早まる。整備もかさんでメンテナンスに出せば料金も高額に!そうなる前に自分でできることをして部品個々の寿命を延バスことで、メンテナンス費用を抑えませんか?今回はチェーンのメンテナンスについてです。やり方やどの道具をそれえればいいかなども解説します。知っている人はしっかり確認しましょう。
どうもパドシゾです。バイクが好きで作業もいろいろしているので参考になることを書ければ幸いです。また私の知らないこと、初めて知ったことを共有できればと思っています、よろしくお願いします。お急ぎの方は最後のまとめを見ていただければと思っています。それでは行ってみましょう。
チェーンのメンテナンス(清掃)について
そもそも清掃とか油差しなんて必要なの?シールチェーンはメンテナンスフリーって聞いたことがあるよ。ノンシールチェーンでもしっかり動くし問題ないのでは?そもそも素人がやっていい場所なの?駆動系だからプロに任せた方がいいんじゃないの?いろんな声があると思いますが、これについては諸説あります。
特にメンテナンスフリーについて誰が広めたのかはわかりませんが、チェーンはメンテナンスをするべき場所です。最悪の場合チェーンが外れたり、スプロケットが折れたりと走行不可能になることもあるので必ず確認をして清掃をすることがオススメです。
では本題ですが、チェーンのメンテナンス(清掃)については「期間」「やり方」「オススメの道具」の3本建てでしていきます。メンテナンスをすると劇的に変わる所があるのであなたの愛車を見てしっかりできているかどうかの確認をしていきましょう。
チェーンのメンテナンスについて
- メンテナンスの頻度はどれくらいか
- メンテナンスのやり方はどうすればいいか
- オススメの道具をご紹介
メンテナンスの頻度はどれくらいか
メンテナンス(清掃)をするといっても何をどれくらいの頻度ですればいいか分からない。そう思っていませんか?メンテナンスってもしかしてチェーンを外してサンポールなどにつけるイメージをされていませんか?そんな大がかりなことはしないです。
チェーンとスプロケットについた泥や石を落とし、歯車が重なる所と、シールチェーンの場合はシールに油をさすことをチェーンの清掃注油というメンテナンスです。ほかにもチェーンが伸びてきたのをタイヤを下げて調整することをチェーンの張り調整といいます。今回は清掃注油についてです。
清掃と注油はセットでしなければいけません。なぜなら清掃して油をささなければゴムが乾燥しやすくなるので寿命が減っていきます。揚げたてのとんかつを時間がたってサクサクがなくなったような感じになってしまいます。これではせっかくのバイクも寿命が短くなります。その為油が落ちきる前に油だけでもさせれば寿命が短くなりにくいです。
チェーンの清掃注油は2週間に1回から1カ月に1回を目安にします。また雨が降った後は油が落ちやすいです。使用するオイルにもよるのですが雨の後は注油をするととてもいいです。
メンテナンスのやり方はどうすればいいか
そもそもメンテナンスなんてやったことがないよ、もし作業するとして転倒させたら起こせない。そんな方はお店に予約をしましょう。現在のバイク関連会社は電話での予約が多いです。行きつけのバイク屋さんがあると思うので一度聞いてみてください。
でも自分の愛車のできるところは作業したい。そんな時は道具をそろえてから作業をしましょう。多くのバイク用品店にはチェーン清掃用の部品が多くあります。ホームセンターにもチェーンルブとクリーナーは売っている場所が多いです(自転車でも使用します)。
それではチェーン清掃の手順は以下の通りです。
- ギアをN(ニュートラル)にする
- リア(後ろ)タイヤを浮かす
- リアタイヤを回したときに引っ掛かりが無いか確認する
- チェーンクリーナーでチェーンとスプロケットの汚れに吹きかける
- ブラシで磨く
- 不要なウエスが汚れを取る
- チェーンルブを吹きかける
- リアタイヤを接点する
- 完了!
手順はこの通りですが、まずリアタイヤを上げるのにリアスタンドやメンテナンススタンドが必要です。滑車などがあって宙吊りにできるのであれば問題ありませんが、多くの家庭では持っていません。そこでローラースタンドメンテナンススタンドが必要です。
次に油を扱うので油ときれいにするクリーナーです。またスプロケットも一緒にきれいにしたいのでブラシも必要ですね。
油を付けるところはチェーンのコマとコマの間にあるゴムのシールの部分です。あとは錆びないように側面を両方付けることをオススメします。摩耗を考えるのでしたら真ん中にも薄く吹きかけているのがいいです。スプロケットの摩耗が少なくなります。
最後にリアタイヤを地面に接点すればチェーンメンテナンスの完了です。張りの調整は強い力が必要なのでお店に頼みましょう。
オススメの道具をご紹介
リアタイヤを上げるスタンドはこれが楽
片方だけ上げることで車両を一時的に浮かせる優れもの。ローダウンをしていると転倒してしまうので要注意です。もししっかり整備を一緒にしたいのでしたら、リアスタンドがオススメです。
別途アタッチメントが必要なのであなたの愛車にあったアタッチメントを付けましょう。
水洗いできる場所かどうかでクリーナーは変わる
洗車と一緒にチェーンも洗う場合は水洗いできる場所なので付け置き出来るタイプがオススメです。古い油を落として潤滑性能を上げましょう。また落ちた油落としがホイールのタールも落とすことがあるので洗車にも使えてとても便利です。
もし集合住宅などで使えない場合はスプレータイプをオススメします。下に段ボールを敷くことで地面を汚しません。さらにブラシもついているので使い勝手は抜群です。場所を考えずにできるのはとてもいいことです。
きれいにするブラシの選び方
ブラシは3面で洗うと素早くそして丁寧に清掃ができます。また歯ブラシのようなブラシは細かい所にも入るのでオススメですが、このブラシを持っていれば 通常の洗車にも使えるのでとても便利です。ブラシ面は少し硬いものを使うと泥を掻き出しやすいです。
ズボラなあなたにはこのチェーンルブが一番オススメ
1000キロに1回注油できる雨につい良いチェーンルブです。ズボラであまりメンテナンスをしないかたにオススメです。通常だとDIDなどのチェーンメーカーさんがいいのですが、これからの時期はイベントが多いので面倒になることが多いです。
まとめ
- 清掃注油の期間 →2週間から1カ月に1回
- 清掃注油のやり方 →チェーンの中にあるゴム部品と接触面にルブをする
- オススメ道具 →スタンド・ブラシ・クリーナー・ルブ
必要なものが多いですがしっかりやっておかないと前後のスプロケットチェーンを交換するのに5万円近くかかることもあります。そうなる前にしっかりメンテナンスをすることをオススメします。またしっかりやらないと走行中に故障する場合もあります。愛車の状態をしっかり日常点検で確認しましょう。
ここまで見ていただきありがとうございます。今後もお役に立てることを書いていきますのでよろしくお願いいたします。また質問等があればTwitterのコメントでも教えてください。DMも解放しているので気が向いたらでいいので見てください。それではまたお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。